このたび福岡で開催されていたFCDCという講座を受講し、修了証を頂くことができました。
FCDCとは『Fukuoka Clinical Dental Course』のことで、1ヶ月に2日間10ヶ月コースの歯科医師向けのセミナーです。
このセミナーが主題とするところは部分的な歯の治療だけでなく、お口全体を視野に入れて資料を収集、診断し、トータルな治療を行うことです。
歯科医師は明確なコンセプトを持ち、歯科医師として最も重要である診断力を身につけていなければなりません。
私は歯科医師として30年以上臨床に携わってきましたが、更なる知識と技術の向上を目指してこのセミナーを受講しました。
この10ヶ月間のセミナーは私の歯科医師としての集大成となりました。
セミナーではお口の中の資料収集(レントゲン、検査結果、模型など)、歯周外科、成人矯正、インプラント、補綴、審美修復、治療、治療計画、コンサルテーションなどを10回に分けて学びました。
セミナーでは当医院に勤務する歯科技工士、歯科衛生士も私と一緒に参加できる回もあり、医院全体もレベルアップできたように思います。
また講師の先生方、他のセミナー参加の開業歯科医師の先生方とも交流でき、情報交換もできました。
今後も患者さまによりご満足して頂ける歯科医療を目指し、これからも自己研鑽に励みたいと思います。
私とは別のコースでしたが、衛生士がセミナーを受講し、修了証を見せてくれました。
こちらの内容については衛生士がまたこのブログ上で報告してくれると思います。
坂口歯科医院
院長 坂口馨
0 件のコメント:
コメントを投稿