2011年10月13日木曜日

顎模型





今日は私が歯科衛生士になるための専門学校に通っていた時に愛用してたというか、たいへんお世話になった教材を紹介します。

顎模型というのは人のお口の中を忠実に再現してある模型です。
歯肉や歯が忠実に再現してあります。
私たち歯科関係者には見慣れたものですが、普通の人が見るとちょっと気持ち悪がられます。


専門学校の授業では顎模型の歯にマニキュアや人工歯石をつけて実際の歯石に見立てて時間内に残さず、歯肉を傷つけないように除去する実習があります。

また前歯の治療をされた方はお分かりだと思いますが、治療期間中仮歯を作ります。
顎模型に削った歯を取りつけて、仮歯を作る練習もします。

また歯型取りの練習や充填と言われる詰め物を詰める練習をしたりもします。


もちろんこの模型のままで実習を行うのではなく、ファントムと言われる口をあけている口の中が空っぽのお人形さんにこの顎模型をセットしてお人形さんに患者さん役になってもらいます。


このようにして衛生士の卵は学校でしっかり勉強、実習して、臨床実習に行き、実際の歯科医院で勉強させてもらい、国家試験を受験するのです。


お世話になった顎模型なのでなんだかかわいくて今でもしっかり、我が家のインテリアとして活躍しています。


久々の書き込み、衛生士のAmaでした。

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