こんにちは、はじめましてDr.坂口です。この4月から坂口歯科で勤務していますが、もう8カ月が経ちました。今日は
先日参加してきた勉強会のご報告をさせていただきます。
11月22~23日の2日間にかけて福岡で開催されました『日本咬合育成研究会第七回学術大会』に参加してきました。この会は、咬合育成=咬み合わせを育てる ということを日々の臨床目的とした勉強会のグループです。私もその会員の一人ですが、歯科というとお口のことしか診ないのでは?という印象があると思いますよね。しかし、私たちのスタディグル-プではお口の周りの筋肉や顔、姿勢、全身の歪みを診るようにしています。というのは、歯並び(かみ合わせ)は日々の日常習慣(姿勢、食べ方、寝方、習癖など)が積み重なってできたものだと考えているからです。両親からの遺伝では?というのもあると思いますが、それは極一部の人です。ほとんどが生活習慣が原因というのが分かってきたからです。簡単な例を挙げましょう。例えば、頬杖えはどうでしょう。毎日右手で頬杖えしてるとアゴは左にずれてしまいますよね。寝方もそうです。左を下にしてばかりで寝ていると枕があるので首は右に曲がってしまいます。枕が厚ければ厚いほど大きくなります。このように、日常生活習慣を見直し悪い原因が解ればそこを改善しながら、全身の歪みを治し、正しいかみ合わせに導いていこうという考え方です。大人も改善できますが、一番効果が見られるのは発育真っ只中の子どもたちです。まだ骨も柔らかくこれからどんどん成長していきます。この時期に正しい姿勢、座り方(いす、正座)、食べ方(お茶碗を持って食べる、口を閉じて食べる、ひじをつかないなど)を行うことで、より良い発育と成長を促すことができます。このような点をご家庭でご自身やご家族、お子さまを観察してみてはいかがでしょうか?何か発見があるかもしれませんよ。また、当院では同時にお口の周りの筋肉を鍛えるトレーニング(MFT)もすすめています。一人一人内容が違うので詳細等ご質問ありましたら、お気軽にご相談されて下さい。
長くなってしまいましたが、読んで下さりありがとうございました。今後も面白い話や情報があればブログでご報告させていただきたいと思います。
Dr.坂口(^^)でした。
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